五能線（弘前→東能代）乗車記録（取材メモ）～後半

こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。

前回に引き続き、今回も、2016年1月、鉄道大好き人間アスナロが、初めて五能線に乗車したときの乗車記録（取材メモ）を公開します。五能線の車内で書いたものです。
実際に、五能線に乗っている臨場感を味わっていただければ幸いです。

13：20　深浦駅の改札を通り、2番線ホームへ。東能代行き普通列車、2両編成が停車している。さっき弘前から乗ってきたのと同じ列車である。
乗客は初老の夫婦、30代男性、アスナロ夫婦の5人のみ。

ヨメ「五能線の旅、後半の出発―！」
アスナロ「進行―！」

13：35　深浦発車、天気小雪。トンネル多い、日本海の波はさっきよりまし。速度ゆっくり。

13：43　横磯。本当に線路の横に磯がある。天気小雪。やっぱり波は荒い。広い海。日が差してきた！

13：48　艫作（へなし）、海のすぐ前の駅。不老ふ死温泉がある岬に一番近い駅。駅を出ると左カーブ、日差しあり。積雪少ない、10㎝以下。

13：52　ウェスパ椿山、近代的な駅。ちょうど、不老ふ死温泉行きのバスが出発した。

※不老ふ死温泉：日本海の波打ち際にある露天風呂が有名。鉄分をたっぷり含んだ赤褐色の源泉かけ流し温泉。

ヨメ「いい湯だな♪、アハハン♪」
アスナロ「いつかこの温泉に入ろう！（汗）」

13：57　陸奥沢辺、天気くもり、積雪少ない。風はあまりない。南側に海があり、湾になっていて、波は穏やか。家が多い、まもなく次の駅。

14：01　陸奥岩崎、天気くもり、積雪少し増えた。家が多い。湾になっている。

14：07　十二湖。十二湖は高いところにあるので、列車から見えない。残念。

※十二湖：1704年に発生した地震による山崩れでできたと言われている。特に有名なのは『青池』と呼ばれるコバルトブルーの湖。

アスナロ「季節の良い時期に、青池を見てみたいなあ～」
ヨメ「また、連れて来てね～」

14：11　松神、定刻。天気くもり、積雪少し多め。

14；15　白神岳登山口。水平線がキラキラ、遠くで日光が当たっている。白波、雄大。

14：19　大間越（おおまごし）、定刻。何もない。あるのは海だけ。景色のいいところ。トンネルもある。駅と駅の間隔が長い。高台を走る。海以外何もない。青森と秋田の県境。

14：33　岩館、秋田県最初の駅。11月29日までは、ここで『リゾートしらなみ3号』と行き違いをするそうだ。天気くもり、積雪多くない。線路が雪で隠れず見えている。

14：39　あきた白神、小雪がパラパラ。ハタハタ館という近代的な建物が見える。トラックがスリップして、道路の右側のすこし低いところに落ちている。警察が来ている。事故をした人も、警察官も大変。マイクロバスがゆっくり走る列車を抜いて行った。

14：43　滝ノ間、小さい無人駅、ホームも狭い。相変わらず誰も下りないし、誰も乗ってこない。乗客は5人だけ。雪が少し深くなってきた。道路が凍っている。軽自動車が走っている。運転は大丈夫だろうか？

14:47　八森、海が見える。少し高台の駅。ホームの幅が広い。眼下に家が多い。海の方までいっぱい家が建っている。天気くもり、積雪多い。線路がだんだん海から離れてきた。列車は内陸部へ入って行く。景色が良いのはここまでだ。

14：53　東八森、天気くもり、積雪多い。海は見えない。左手に山２つ。

14：59　沢目、天気くもり、積雪多い。左右に家が多い。3人乗車してきた。家族のようだ。喉が少し痛い。ホテルに着いたらうがいをしよう。田んぼの雪がきれい。雪の中にダイビングしたい！

15：03　鳥形、天気くもり。駅前一面田んぼ、真っ白な雪原。

15：07　北能代、定刻。左側は一面平原。次の向能代到着前、だんだん家が多くなってきた。

15：12　向能代、天気くもり。右手少し離れたところに道路あり。あと2駅で終点東能代。

15：16　能代、『リゾートしらかみ5号』と待ち合わせ。

15：23　東能代終着、定刻。乗車時間1時間48分。途中から何人か乗ってきて、結局乗客は10人だった。

弘前から東能代まで、合計3時間37分の五能線普通列車の旅を満喫した。日本海の荒波、雄大な景色、最高だった。今度は良い季節に五能線に乗ってみたい。

前回と今回の2回に亘り、2016年1月、鉄道大好き人間アスナロが、初めて五能線に乗車したときの乗車記録（取材メモ）をご紹介しました。いかがでしたか？実際に、五能線に乗っている臨場感を味わっていただけましたでしょうか？

最後までお読みいただき、ありがとうございました。