こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。
Yumingの歌詞を一緒に味わってみませんか?①
Yumingこと荒井由実・松任谷由実ファンのみなさま!
みなさまはYumingの歌詞をじっくり味わったことがありますでしょうか?
アスナロは、デビュー直後の1974~5年からYumingの大ファンで、常に頭の中にYumingの曲が流れているほどです。
アスナロの長い人生の間には好きな歌手がたくさん現れましたが、曲調、歌詞、声のトーン、歌い方等、感性がドンピシャなアーティストはYumingただひとりなのです。
Yumingの曲の中には、おそらく何百回、もしかして千回以上聴いたものもあります。でも歌詞を見ないで最後まで歌える曲はあまりありません。メロディを口ずさむことはできても、歌詞まではちゃんと覚えていないのです。
みなさまはいかがでしょうか?
というわけでございまして、本日はYumingファン歴もうすぐ50年のアスナロと一緒に、Yumingの歌詞をじっくり味わってみることにしましょう!
今回お届けする歌詞は、『最後の春休み』です。
最後の春休み
春休みのロッカー室に
忘れたものをとりに行った
ひっそりとした長い廊下を
歩いていたら泣きたくなった
高校生でしょうか?
忘れたものをとりに行って、泣きたくなった?
なぜ?
目立たなかった私となんて
交した言葉数えるほど
アルファベットの名前順さえ
あなたはひどくはなれてた
そうか
片想いの人がいたんだ
ほとんど話したこともない人が…
名前順もはなれていて、席も近くなかったんだ
もしもできることなら
この場所に同じ時間に
ずっとずっとうずくまっていたい
この教室のこの場所に
高校生のままで
ずっとずっとうずくまっていたい
時間をループさせて同じ時間を過ごしたい
もうすぐ別の道を歩き
思い出してもくれないの
たまに電車で目と目があっても
もう制服じゃない
卒業後の進路は別々
彼は私のことなどきっと思い出してもくれない
たまに会っても もう制服じゃない
高校生には戻れない
窓の近くのあなたの机
ひとりほおづえついてみる
ふたをあけると紺のボタンが
隅のほこりにまぎれてた
あなたが座っていたこの机で
ほおづえついてみる
机の中にはほこりにまぎれた紺のボタン
過ぎた時間は戻って来ない
もしもできることなら
この場所に同じ時間に
ずっとずっとうずくまっていたい
この教室のこの場所に
高校生のままで
ずっとずっとうずくまっていたい
時間をループさせて同じ時間を過ごしたい
もうすぐ別の道を歩き
思い出してもくれないの
そよ風運ぶ 過ぎたざわめき
今は春休み 今は春休み 最後の春休み
卒業後の進路は別々
彼は私のことなどきっと思い出してもくれない
窓から入って来るそよ風が過ぎた日々のざわめきを運んでくる
今は春休み 高校最後の春休み
From the album OLIVE ℗1979
最後に
『最後の春休み』の歌詞はいかがでしたか?
黄色の部分がYumingの歌詞で、間にアスナロの解説(独り言?)を入れています。
高校卒業間近の最後の春休み(試験休み?)、
できればこのままずっと高校生でいたい。
片想いの歌ですが、曲調は暗くないです。
もしもできることなら
この場所に同じ時間に
ずっとずっとうずくまっていたい
この曲を初めて聴いたのは、アスナロが20歳のときです。
高校を卒業してそれほど時間が経っていなかったので、この気持ちはよくわかりました。
そしていまでは高校を卒業して45年も経ってしまったけれど、青春のこの気持ちはいまだによくわかります。
この教室のこの場所に
高校生のままで
ずっとずっとうずくまっていたい
時間をループさせて同じ時間を過ごしたい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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