こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。
東京の休日~昭和記念公園と一橋大学
今回は、東京の休日~昭和記念公園と一橋大学のお話をしますね。
昭和記念公園~3歳児の逆上がり
東京には多くの公園があります。
立川の国営昭和記念公園、吉祥寺の都立井の頭恩賜公園、神田川の源流野川が流れる都立野川公園、国立の谷保第三公園…
当時、子供がまだ小さかったアスナロ一家は、休日になるとよく公園に遊びに行きました。
関東ローム層で覆われている東京の公園は、至るところから湧水が出ていて、小川の水はとても澄んでいます。とにかく緑がいっぱいで静かな公園が多いのです。
ある日、アスナロは家族で昭和記念公園を訪れました。
ここは立川基地跡に開設された国営の公園でとにかく広く、見渡す限り公園が続きます。テレビの名司会者だった桂小金治さんの草笛教室などもありました。
公園の端のほうに鉄棒があります。3歳の次男が鉄棒につかまったかと思うと、簡単に逆上がりをして見せます。
“ひょい!くるっ!”
逆上がりをいとも簡単にするのです。
3歳児にしては腕っぷしが強かった次男は百面相です。
逆上がりで鉄棒に上がり、うれしそうに顔をくしゃくしゃにします。たくましさと可愛さで、ヨメと爆笑したのを今でも鮮明に覚えています。
“ひょい!くるっ!”
ヨメ「〇っちゃん!あははは~」
アスナロ「わっはっは~!」
一橋大学~大木の枝に挟まった次男
東京国立市のアパートの近くに一橋大学があり、家族でよく遊びました。
大学には小さな池があります。
長男が川で取ってきたアメリカザリガニをアパートで飼うことができず、その池に逃がしに来たこともありました。
大学の運動場の脇には大きな木があります。
その木は根元の少し上の部分から何本も枝分かれしており、太い枝と枝の間にはいくつも隙間があります。子供ならギリギリ通り抜けできる隙間です。
いつもどちらかの足が宙に浮いていて、もしかしたら両足ともに宙に浮いていることもあるのではないかと思うくらいやんちゃな次男は、その木に登ることが大好きでした。
ある日、いつものように枝と枝の隙間を通り抜けて遊んでいるうちに、身体が挟まれて動けなくなってしまいました。
「わーん、わーん!」
突然、次男の泣き声が聞こえてきました。
近くにいたヨメはびっくりして飛んで行きましたが、次男は大木に挟まったまま動けません。
「わーん!わーーん!わーーーん!!」
次男の泣き声はだんだん大きくなります。
近くにいた学生たちもびっくりして集まってきました。
最初はなかなか大木から身体が外れず苦労していましたが、頭のいい学生たちは冷静にゆっくり次男の身体を枝から外していきました。
やっと救出です!
おかげさまで怪我はありませんでした。
優しい学生たちに助けてもらった次男は泣き止み、少し照れ臭そうにしていました。
2017年秋、アスナロは久しぶりにヨメと一緒にその大学を訪れました。
長男がアメリカザリガニを逃がした池は、昔のままでした。次男が挟まった運動場脇の大木も、昔と同じでした。
小さかった子供たちのことを思い出して、アスナロとヨメは泪が出そうになります。
その次男もいまや30代。
何年か前に結婚しかわいい女の子のパパになりました。根は優しくて力持ち、家族の大黒柱になって頑張っています。
今回は、東京の休日~昭和記念公園と一橋大学のお話をしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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