流れ星を一度も見たことがない方~15分ほど空を見上げてみよう!

マニアックな趣味

こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。

流れ星を一度も見たことがない方~15分ほど空を見上げてみよう!きっと星は流れます!

今回は、若い頃からよく星を見ているアスナロが、流れ星を見つけるコツをお話しますね。

みなさまは流れ星を見たことはありますか?
「あるかもしれないけど、覚えていないなあ。」
「あったような、なかったような…」
「流れ星を見たいけれど、どうすれば見られるのかわかりません。」
みなさまだいたいこのような感じではないでしょうか?
  
アスナロはこれまでいっぱい流れ星を見てきました。
流れ星はいつ流れるかわかりませんし、流れてもほんの1~2秒くらいのはかない天体ショーなので、気合を入れて見ないとなかなか見つけられないものです。

流れ星には2つの種類があって、一つは現れる時期が決まっている流星群。
もう一つはいつ流れるかわからない普通の流れ星です。
まず、流星群から説明しますね。

  

主な流星群

  
みなさまは、〇〇流星群という言葉を聞かれたことはありますか?
有名なところでは、ペルセウス座流星群、ジャコビニ流星群、しし座流星群などがあります。
中でも最も有名なのはペルセウス座流星群で、毎年8月13日頃見ることができます。
月がない夜には、1時間に40個ほど見えることもあります。
盆休みの時期で、初心者には最も観測しやすい流星群だと思います。

  
ジャコビニ流星群は、毎年10月8日頃に現れます。
1972年10月9日未明、日本は観測の好条件となり、多くの流れ星が見えると期待されたのですが、見事に裏切られました。
当時中学2年生だったアスナロも、午前1時頃近くのコンビナートまで見に行きましたが、雲が多かった影響もあり結局ひとつも見えませんでした。
ユーミンの『ジャコビニ彗星の日』という曲は、この日のことを題材にしています。
  
しし座流星群は、毎年11月18日頃に出現します。母天体のテンペル・タットル彗星の公転周期が33年なので、この流星群も33年毎に極大となります。
前回は2001年11月18日~19日未明が極大で、1時間に1000個を超える流星が観測されました。
アスナロもヨメと一緒に家のベランダで、まるで空の上に巨人がいて線香花火をしているかのような流星雨を見ました。
後にも先にも一度にこんなに多くの流れ星を見たことはありません。天体観測を長年続けていて本当に良かったと思った瞬間でした。


  
このように、毎年出現日が決まっているのが流星群で、予想通りたくさんの流れ星が見えることもありますが、逆にジャコビニ流星群のように肩透かしを食うこともあります。
流れ星を見るのは簡単ではないですね。
  
  

流れ星を見つけるのは難しいですか?

  
読者「流星群以外の普段の日は流れ星を見つけることは難しいですか?」
アスナロ「そんなことはないですよ。普段の日でも流れ星を見つけることができます。」

読者「僕はよく夜空を眺めますが、流れ星を見たことはほとんどありません。」
アスナロ「そうですね。なかなか流れないというのもまた事実かもしれませんね。」

ヨメ「じゃあ、どうすればいいねん!?」
アスナロ「…(汗)」
  
(ドギマギ)

というわけでございまして(汗)、流れ星を見つけるコツをお話ししますね。
  
  

流れ星を見つけやすい時間帯は?

  
流星群の場合は、地球の自転(公転)と母彗星の公転の関係で、20時~24時頃よりは、0時~4時頃のほうがたくさん流れます。
それに対し普通の流れ星は、特に見つけやすいという時刻はありません。
月がない晴れた夜ならいつでも流れ星を見つけるチャンスがあります。
逆に月夜は避けてください。月の明るい光で淡い流れ星がほとんどかき消されてしまいます。

  

見つけやすい場所は?

できるだけ広い場所がいいですが、都市部ではそんな場所はなかなかありません。
できれば空の半分程度が見える場所を探してください。ビルの屋上なんかがいいですが、難しければマンションのベランダなどでも大丈夫ですよ。
  
  

1時間に何個ぐらい見えるの?

  
月のない夜、空の開けたところでは、ベテランになれば1時間に10個程度見つけることができます。流星観測に慣れていない人なら、見逃すケースもあるので半分程度の5個ぐらいでしょうか。マンションのベランダなど空の一部しか見えないところでは、さらに見える数が減ってきます。初心者なら1時間に2~3個ぐらいだと思います。
  
明るい空の都市部で流れ星を見つけることはなかなか難しいので、帰省や旅行に行ったときなど、空の暗いところに行ったときは、できれば最低15分か20分くらい寝転んで夜空を見ていてください。

必ずと言っていいほど流れ星が現れます。

運が良ければ、1時間に10個ぐらいの流れ星を見つけることができますよ。
中には火球と言って、とても明るい流れ星もあります。火球の場合は、光が消えたあとにしばらく煙が残っています。その煙はまるで蚊取り線香の煙のようにゆっくり動き、やがて消えていきます。めったに見ることはできませんが、大きな火球になると、燃え尽きることなく地上に到達します。これが隕石です。

お願いごとを3回言うために、長く光っている流れ星を見つけてくださいね。

  
  

まとめ

・毎年出現日が決まっているのが流星群で、予想通りたくさんの流れ星が見えることもあるが、予想に反してほとんど見えないときもある。
・初心者の方は、8月13日頃のペルセウス座流星群が一番見やすい。今年(2021年)は、月齢が6ぐらいなので、午前0時以降は月がなく絶好の流星観測日和です。
・地球の自転(公転)と母彗星の公転の関係で、流星群の場合は20時~24時頃よりは、0時~4時頃のほうがたくさん流れる。
・普通の流れ星は、特に見つけやすいという時刻はなく、月がない晴れた夜ならいつでも流れ星を見つけるチャンスがある。
・月夜は避けたほうがよい。月の明るい光で淡い流れ星がほとんどかき消されてしまう。
・帰省や旅行など空の暗いところに行ったときは、できれば最低15分か20分くらい寝転んで夜空を見ていてください。
必ずと言っていいほど星は流れます!
  
流れ星をたくさん見つけて、お願いごとをいっぱい言えたらいいですね!
  
最後までお読みいただきありがとうございました。

あすなろぐ

こんにちは!
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
現在マンション住まいで、ヨメ、ムスメ、ビーグル犬ランの4人で暮らしています。ほかに結婚で独立したムスコが2人います。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。『アラ還からの贈り物』、『マニアックな趣味』をテーマに記事を書いています。いっぱい写真を貼っているので、写真だけでもご覧くださいね。
どうぞよろしくお願いしまーす!

あすなろぐをフォローする
マニアックな趣味
あすなろぐをフォローする
あすなろぐ

コメント