全く食べなくなった14歳の老犬を回復させた奇跡の食べもの『牛肉』

アラ還からの贈り物

こんにちは、アスナロです。

わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログを始めました。

まったく食べなくなった14歳の老犬を回復させたキセキの食べもの『牛肉』

今回は、わが家の老犬がエサも水もまったく取れなくなり、死を待つばかりの状況になってから、キセキの復活を果たすまでをお話しますね。

わが家には、2007年1月から飼っているビーグル犬がいます。
名前は『ラン』。
女の子みたいな名前ですが、元気でよく走るところからムスコがつけた名前です。
若い時に、首のヘルニア手術をしたほかは特に悪いところはなく、14歳になる3か月ほど前まで元気に暮らしていました。

突然の体調不良、体重が約半分に!

ところが、2020年9月下旬、ランは体調を崩してしまいました。
よる突然吐いたのです。
翌日かかりつけの病院でレントゲン検査をした結果、次のような診断でした。
①胃拡張で空気がたくさんたまっている。
②腸の動きがにぶく、食べたものがうまく流れない。

「エサを空気と一緒にガツガツ食べてしまい胃に空気が入っているのが原因。
腸の動きを良くする点滴をして様子を見ましょう。」とのことでした。

その日から毎日病院に点滴に行きました。
日によっては少し元気なときもありましたが、徐々に食が細くなり、水もあまり飲まなくなってきました。
10㎏ほどあった体重がみるみる減ってきて、10月中旬には7㎏を割るぐらいになっていました。
病院の先生は点滴の中に入れる薬をあれこれ試しましたが、どれもあまり効きません。それに薬の種類によっては、ランが痛がるのです。
アスナロとヨメは、かわいそうで見ていられません。それに医療代もかさみ合計20万円を超えるぐらいになっていました。

点滴治療中止、自然体で死を待つラン

ついに病院の先生に相談して、点滴中止をお願いしました。
「点滴を止めたら、2~3日の命かもしれませんよ」と先生は言います。
もうじき14歳。点滴で回復するなら続けるのですが、1か月間続けても状況は同じです。これ以上の延命措置はかわいそう。
これも寿命と思うので点滴を中止して自然体で最期を看取ることにしました。

そのころにはエサはもとより、水もまったく飲まなくなっていました。
点滴を止めれば、すぐに死んでしまいます。
ヨメは嫌がるランの口にスポイドを突っ込み、水を飲ませました。
10数回口に流し込んでも分量は少なく、日に何度も何度も水を与えました。
エサを食べないので、栄養分はまったく足りません。
少しでも糖分を入れようと思い、砂糖を溶かした水を与えました。
またコンデンスミルクを歯茎に塗り付け、自然にお腹の中に入るようにしました。

こんなことをしても栄養はまったく足りておらず、また水分も半分程度しか取れていない状況です。体重はさらに減って5.6㎏になり、1日中寝たきりの状態です。おでこの両サイドが凹んできて、ますます細長い顔になってきました。
寝ている間にきっと死ぬだろうと思い、毎ばん寝る前に最後のすがたを撮影し、別居している家族にも送り、さよならを言って寝ました。

キセキの食べもの、”牛肉”

このような状況のある日、ふとしたことから、犬は本来肉食だから肉なら食べるかもしれないと思い、
食べるかどうかはわかりませんが、一番高級な牛肉を与えてみました。
するとどうでしょう。美味しそうにパクパク食べるではありませんか。
「肉だ、肉だ、美味しいなあ。肉だ、肉だ、ランランラン!」と言っているみたいに。

アスナロとヨメはお互いに目をパチクリ。
この日を境に、ランの体調はみるみる回復。
体重も徐々に戻って9㎏を越え、2020年12月16日無理と思われていた14歳の誕生日を迎えることができたのです。

牛肉が効いたのは確かですが、たまたま回復期に当たっていたからかもしれません。
病気になったらまず病院の先生を信じてください。
そして病院の治療が効かず、エサも水もまったく取れなくなったとき、ダメ元で魔法の食べもの”牛肉”を試してみる価値はあると思います。

ランはその後も元気で、2021年6月の今、おむつはしているものの食欲は旺盛、良く食べ、よく吠え、よく寝ます。
齢のため寝ていることが多いですが、元気さは以前のランに戻りました。
アスナロとヨメとムスメにとって、ランは癒しの存在。
もう少しこのまま元気でいてくれたらうれしい今日この頃です。

2021年8月13日公開の記事『牛肉を食べて奇跡的に回復した愛犬、なぜ死の直前までいったのか?』も是非お読みくださいね。

【2022年9月10日追加】

奇跡の回復から約2年経過しました。ランはまもなく15歳9か月になりますが、まだなんとか元気に暮らしています。
非常に多くのみなさま、この記事を読んでいただきありがとうございます。
ランになり代わりまして、お礼申し上げます。

2022年10月1日公開の『愛犬ラン~ビーグル犬との癒しの時間』もご覧くださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あすなろぐ

こんにちは!
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
現在マンション住まいで、ヨメ、ムスメ、ビーグル犬ランの4人で暮らしています。ほかに結婚で独立したムスコが2人います。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。『アラ還からの贈り物』、『マニアックな趣味』をテーマに記事を書いています。いっぱい写真を貼っているので、写真だけでもご覧くださいね。
どうぞよろしくお願いしまーす!

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