こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログを始めました。
子育ては大変です~でも今が人生で一番贅沢な時期かもしれません
子育て真っ最中のお父さん、おかあさん、いつもご苦労さまです。
祖父母に頼らず、自分たちだけで頑張っている方は特にご苦労さまです。
育児はとても大変ですが、子供がかわいい時期というのは育児の大変さに反比例します。育児が楽になるにつれて、子供らしいかわいらしさもだんだん減ってきます。
今回は、子育て中のお父さん、おかあさんを対象に、アスナロ夫婦が子育てをしていたころのエピソードを紹介します。
子供を寝かしつけてから、あたたかいコーヒーでも飲みながら、ほっと一息ついてくださいね。
『紀南パレス』~ゲームで当たりが出て地に足が着かない子供たち
当時、和歌山の白浜温泉に会社の保養所があり、夏休みと正月、アスナロ一家は家族でよく利用していました。
高速道路は御坊まで開通していましたが、お金がない頃だったので料金を節約するために、いつも手前の広川インターで降りて国道でゆっくり白浜に向かいます。
途中の印南というところに『紀南パレス』というドライブインがあり、いつもここで休憩します。
そこには小さなゲームコーナーがあり、パチンコみたいなゲーム機がありました。
長男(小4)がそのゲームに挑戦します。
10円玉を入れパチンコをして当たりが出れば、10円玉が7~8枚ほど出てくるのです。
何回かチャレンジしたあと、
「当たったー!」
10円玉がじゃらじゃらじゃら~!
長男は、最初訳が分からずびっくりしていましたが、すぐに歓喜の声を上げてゲームを続けます。
「ボクも、ボクもー!」
ということで、次男(小1)に交代です。
何回か挑戦するうちに次男も当たりが出ます。
10円玉がじゃらじゃらじゃら~!
次男も地に足が着かないほど喜び、歓喜の雄叫びを上げます。
紀南パレスは大フィーバーに包まれたのです。
『ぶんぷく!』~何でも遊びに変えてしまう天才的な子供たち
大興奮のゲームが終わり、私たちは白浜に向けドライブを続けます。
狭い車内でも子供たちは元気です。何でもゲームにしてしまいます。
車で国道を走行中、次男が前方に大きなタヌキの像を見つけ、指差しながら、
「ぶんぷく~!」と一言。
長男とムスメ(4歳)もすぐにそれを見つけ、真似して、
「ぶんぷく~!」
3人ともお腹を抱えて、
「ぎゃはははは…」
車内の騒音はMAXです。
「今度はオレが先に見つける!」
長男の鼻息が荒くなります。
…
「ぶんぷく~!」
今度は先に長男が前方に大きな像を見つけました。
「ぶんぷく~!」
次男とムスメも指差しながら真似をする。
3人ともお腹を抱えて、
「ぎゃはははは…」
見つけた大きな像はタヌキではないので、『ぶんぷく』ではないと思うのですが、なぜか大きな像はすべて『ぶんぷく』になります。
この遊びを発明した次男は天才かもしれません。
白浜温泉到着~またもや同じゲーム機で大フィーバー!
『ぶんぷく遊び』のおかげもあり、退屈することもなくやがて白浜に到着します。
アスナロ一家は、白良浜の近くにある会社の保養所に入りました。
ロビーの片隅に見覚えのあるゲーム機がありました。紀南パレスにあった、あのパチンコみたいなゲーム機です。
子供たちは驚いて一瞬私たちの方を見ましたが、すぐゲーム機に飛びつきます。
長男と次男は、保養所にいる間何回かゲームに挑戦しました。それぞれ何回か当たりが出ました。
10円玉がじゃらじゃらじゃら~!
みんなで「ぎゃはははは…」
白浜の保養所には、毎年夏休みと年末年始の2回訪れました。
温泉大浴場でゆっくりし、夏は海水浴、大晦日は大花火大会を楽しみました。
特に大花火大会は他のどの花火大会よりも迫力がありました。
というのは保養所の真向かいの海の上から花火を打ち上げるので、6階のベランダから見ると目線のすぐ上で色鮮やかに大輪が咲き、爆発の音が爆風となって保養所まで飛んで来るからです。
この頃はお金がなかったので、いいホテルには泊まれず旅行はいつも会社の保養所だったけれど、大切なヨメや宝物の子供たちと一緒に過ごすことができ、いつもみんなで笑っていました。
いまから考えると、私の長い人生の中でもとても贅沢な一時期だったのではないかと思います。
遠い昔の楽しい楽しい思い出です。
まとめ
・育児はとても大変ですが、子供がかわいい時期というのは育児の大変さに反比例し、育児が楽になるにつれて、子供らしいかわいさはだんだん減ってきます。
・長い人生の中でも、子育て中はとても贅沢な一時期だったのではないかと思います。
・子育ては完璧を目指さず、肩の力を抜いて、『適当に』頑張ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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