こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。
記憶の中の『宝物』~子供たちが一番こどもらしかった頃
今回は、小さなお子様がいらっしゃる方を対象に、記憶の中の『宝物』~子供が一番こどもらしかった頃のお話をしたいと思います。
サンタクロースは実在する?
アスナロ夫婦は、27~28歳で結婚し、翌年長男、その3年後次男、さらに2年後長女が生まれました。
子供たちは3人ともこどもらしい子供で、だいぶ大きくなるまでサンタクロースの存在を信じていました。毎年事前に用意するクリスマスプレゼントは、絶対見つからないところに隠したものです。
クリスマスの朝、いつもより早く目を覚まして枕元に置いてあるプレゼントを見つけた子供たちは大喜びです。
長女「わーい!プレゼント!」
次男「サンタクロースはいつ来たん?」
長男「お父さんとお母さんはサンタクロース見たん?」
アスナロ「サンタがいつ来たのかわからない。見てないよ。」
と答えると、一瞬少し残念そうな顔をしますが、すぐにプレゼントに夢中になり、いままでの人生の中で一番幸せそうな顔に戻ります。
親としても騙すつもりはなかったけれど、純粋な心でサンタを信じている子供たちがかわいく愛おしく思ったものです。
年月が過ぎ、上の子から順にサンタクロースの存在を疑い出した時、アスナロは次のように言って子供たちに説明したことがあります。
アスナロ「サンタクロースは人間には見えないかもしれないね。でもサンタクロースはいるよ。」
長男「友達はみんな『サンタクロースはいない』って言っているよ。」
次男「いないの?」
長女「??」
と子供たちは疑っています。
アスナロ「お父さんとお母さんのこころの中には、いつもサンタクロースがいるんだ。そしてクリスマスになると、こころのサンタクロースが出てきてプレゼントを用意するんだ。だからサンタクロースは必ずいるんだよ。」
大人の理屈が少し難しいのか、半分きょとんとしながらも、素直な子供たちはもう二度と『サンタクロースはいない。』と言わなくなりました。
コンビニのお土産に飛びつく子供たち
一番下の長女が4歳ぐらいの時、私はよくお土産を買って帰宅したものです。会社帰りなので、お土産と言ってもコンビニで売っている安い駄菓子なのですが。
アスナロ「ただいま!」
玄関を開けると、風呂上がりの長女が近くにいました。
アスナロ「今日はお土産あるよ!」
と言うと、長女は目を輝かせて私に飛びついてきます。
そして、
長女「お土産あるんだって~!」
とお兄ちゃんたちに大きな声で知らせに行きます。
すると、百面相の次男がエイトマンみたいに地に足がつかない感じで飛んできて、
次男「やったー!お土産なに~?」
と騒がしい。
アスナロ「はい、どうぞ。」
次男「わーい!」
長女「わーい!」
と言って二人は階段を駆け上がって行きます。
1個20円か30円ぐらいのちょっとした駄菓子だけれど、子供たちは本当にうれしそうです。次男と長女がからだ全体を使って喜ぶ姿を見て、仕事の疲れもいっぺんに吹き飛びます。階段の上にいた小学4年の長男も弟や妹に合わせて喜んでくれています。
この頃、子供たちの喜ぶ姿が見たくて、週に何回かコンビニでお土産を買って帰宅したものです。
まもなく子供たちは成長し、コンビニの駄菓子ぐらいでは喜ばなくなりましたが、家庭を持って子供が生まれて、
『一番幸せを感じた時期はいつでしたか?』と聞かれると、
たぶん子供が一番こどもらしかったこの頃が、パパとして一番幸せだったのかもしれません。
その頃が懐かしい。
みんな本当にかわいかった。
過ぎ去った時間が戻ってくることはないけれども、思い出はいつでもすぐに頭の中に蘇ってきます。思い出すだけで目のあたりが少しウルウルする気がするのです。
子供たちが一番こどもらしかったこの頃の記憶は、アスナロ夫婦の記憶の中の“宝物”です。
今回は、小さなお子様がいらっしゃる方を対象に、記憶の中の『宝物』~子供が一番こどもらしかった頃のお話をしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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