JR阪和線日根野から天王寺まで確実に座って行く裏ワザ

こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。

若いみなさまなら平気かもしれませんが、アスナロのような60代になると、電車は座って乗りたいものです。

今回は、ＪＲ阪和線日根野から天王寺まで、確実に座って行ける裏ワザをご紹介しますね。
時刻表を見るだけで、確実に座れる列車が分かります。そして何両目に乗れば、より確実に座れるのか分かるのです。

まず、阪和線の時刻表をご覧ください。

この例では、日根野から天王寺まで、快速が4本、特急が1本走っています。
特急は全席指定ですから、特急に乗れば確実に座れますね。

では、快速で確実に座ることはできるでしょうか？

この4本の中に確実に座れる快速が1本だけあるのですが、それはどの快速かお分かりでしょうか？
日根野発があれば、その快速が答えですが、あいにく4本とも日根野発ではなく、和歌山発か関西空港発です。

和歌山発と比較して、関西空港発は若干空いているので座れるかもしれませんが、1人席に座れる保証はなく、また2人席に並んで座れる保証もありません。

さあ、どうしましょうか？
みなさまならどの快速を選択しますか？

答えは、日根野7時18分発（天王寺7時53分着）の快速です。
この快速なら、好きな座席に座れます。
なぜでしょうか？

【ヒント】
①この例にある快速は、日根野から天王寺（大阪方面）までは、すべて8両編成で運転されます。
②和歌山から日根野まですべての駅に停車する快速がありますが、そのうちいくつかの駅（山中渓、和泉鳥取、新家、長滝）はホームが短く、8両編成の列車は停車できません。

お分かりになりましたでしょうか？

ヨメ「わかんな～い。」
アスナロ「・・・」（汗）

理由はこういうことです。
日根野発7時18分発（天王寺7時53分着）の快速は、和歌山から日根野までは4両編成で走ってきます。そして、日根野で車庫からの4両を増結して8両編成になるのです。

そうなのです。車庫から来る4両に乗れば、1人席でも、2人席でも、どこでも好きな座席に座ることができるのです。

では、日根野駅ホームのどのあたりで待っていれば、車庫からの4両に乗れるのでしょうか？前の方でしょうか？それとも後ろの方でしょうか？

【ヒント】
①和歌山発の紀州路快速が日根野に到着するのは7時15分です。そして日根野出発は3分後の7時18分です。
②別の紀州路快速と関空快速を見てみると、日根野到着から出発までは4～5分かかっています。

そうです。
車庫から来る4両は、7時15分より前に日根野に到着し、前寄りに停車します。
そして、和歌山発の紀州路快速が7時15分に日根野の後ろ寄りに到着し、連結するのです。

ですから、7時15分より前に日根野駅ホームの前寄りで待っていると、車庫から来る4両に乗れ、1人席でも、2人席でも、どこでも好きな座席に座ることができるのです！

なお、
日根野発7時18分発の快速8両のうち4両が車庫から来ることは、時刻表に『日根野京橋間4112Ｍ快速』と記載されていることからもわかります。

つまり、この電車は、『和歌山6時40分発の列車番号4512H（4両編成）』と『日根野7時18分発の列車番号4112Ｍ（4両編成）』の連結列車なのです。

＜まとめ＞

JR阪和線日根野駅から天王寺まで確実に座って行くには、次のことを覚えておきましょう。

①日根野で連結される快速は、日根野から天王寺（大阪方面）までは、すべて8両編成で運転されます。

②和歌山から日根野までのいくつか駅（山中渓、和泉鳥取、新家、長滝）はホームが短く、8両編成の列車は停車できません

③日根野で連結される快速が、日根野到着から出発までの間隔が3分以内の場合は、車庫からの4両がそれより前に日根野に到着して、ホームの前寄りに停車します。

④時刻表に『日根野京橋間4112Ｍ快速』等と記載されている場合、車庫からの4両が連結されるので、列車到着までにホームで待っていれば、1人席でも、2人席でも、どこでも好きな座席に座ることができます。

今回は、ＪＲ阪和線日根野駅から天王寺まで、確実に座って行ける裏ワザをご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。