こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。
いまアメリカンフットボールが一番おもしろい!
みなさまは、アメリカンフットボール(アメフト)の試合をご覧になったことはありますか?
A君「見たことはあるけど、ルールが難しくてあまりよくわかりません。」
Bさん「わたしは見たこともありません。数年前に学生フットボールで事件があったとき、ワイドショーで見たぐらいです。」
ほとんどの方は、A君、Bさんと同じではないでしょうか?
アスナロも昔はそうでした。ラグビーとの違いもあまり知らなかったのです。
でもルールを知ってからはアメフトの虜になってしまいました。
アスナロは野球もサッカーもラグビーも好きです。でもアメフトのおもしろさ、奥深さは群を抜いています。
アメフトには作戦が無数にあって、どんな作戦が出てくるかワクワクします。
アメフトの試合を見ているとすごく頭を使います。これが心地いいのです。
あとから詳しく説明しますが、仮に6点負けていて残り時間が少なくなってもあきらめる必要は全くありません。残り時間が1分ほどあれば7点とることが普通にできます。
1分といっても、アメフトは時間を止めることができるのでとても長い1分になります。
こんなスポーツはアメフト以外にはありません。最後の最後までハラハラドキドキの連続なのです。
さあ、みなさまもルールを勉強して、是非アメフトのファンになってみてはいかがでしょうか?
ルールは簡単!少し勉強すればアメフトが大好きになります!
■ルール解説1
①野球と同じで、アメフトも攻撃と守備に分かれています。
②野球の3アウトチェンジに対し、アメフトは4アウトチェンジです。つまり、4回の攻撃の間に10ヤード前進しなければ攻撃権が相手に移ります。
③試合はキックで始まります。ボールをキャッチした相手チームの選手が走って止まった地点からゲームが始まります。
④1回目の攻撃(ファーストダウン=1ダウン)です。股の下からスナップしたボールを後ろにいるクオーターバック(QB)が受け取り試合が始まります。作戦によりQBはスナップする選手のすぐ後ろにいる場合と、少し離れている場合があります。
⑤QBは近くにいる別の選手(ランニングバック=RB)にボールを渡してその選手が走ってもいいし(これをランといいます)、QBから直接前に走っている選手(ワイドレシーバー=WB等)にパスしてその選手がさらに走ってもいいし、あるいは、QB自身がボールを持ったまま走ってもいいのです(これをQBスニークといいます)。
⑥上記④と⑤を繰り返し、3回の攻撃(1ダウン、セカンドダウン=2ダウン、サードダウン=3ダウン)で10ヤードを越えれば、新しく4回の攻撃権を獲得するのです(これを1ダウン更新といいます)。
⑦上記の攻撃を繰り返し、ボールがエンドゾーンを越えればタッチダウンです。6点入ります。ラグビーのようにボールを地面につける必要はなく、ボールを持ってエンドゾーンを通過すればタッチダウンとなります。
⑧タッチダウンの後、ポイントアフタータッチダウンといって、キックすることができます。このキックでゴールポストの間を通過すればさらに1点追加です。通常キックはほとんど成功しますので、タッチダウン1回で7点入ることになります。一方、キックせずもう一度通常の攻撃をすることもでき、エンドゾーンを越えれば2点入ります(これを2ポイントコンバージョンといいます)。ゲーム終盤で1点を争う試合展開のとき、この作戦を採用します。
⑨では、3回の攻撃で10ヤードを越えない場合はどうなるのでしょうか?
この場合、4回目をチャレンジしてもいいのですが(これをギャンブルといいます)、もし失敗するとその地点から相手に攻撃権が移ってしまうので、通常4回目はキックを選択して陣地を回復します。そしてボールが止まった地点から相手チームの1ダウンが始まるのです。ただし、試合終盤で負けている場合はギャンブルを採用し10ヤード突破を狙います。
他にどんなルールがあるのですか?
■ルール解説2
⑩3回の攻撃で10ヤード進めなかった場合はキックで陣地を回復させるのですが、エンドゾーンに近い場合、フィールドゴールといってキックでゴールポストの間を狙うこともできます。成功すれば3点入ります。タッチダウンで7点獲得できなくても、フィールドゴールで3点ゲットできるのです。両チームの守備陣が強い場合、しばしばフィールドゴールで3点を奪い合う試合展開となります。
⑪QBがいない作戦もあります。これをワイルドキャットといって、通常QBが入る位置にRBやWRが入り、敵を幻惑させるのです。ボールを受けたRBはそのまま走ることができます。またパスが得意なWR等なら別の選手(タイトエンド=TE等)にパスを投げることもできます。QBがいないことで作戦が複雑になり、相手方はかなり慌てることになるのです。
⑫試合時間は、学生の場合、1クオーター12分×4=48分間です(甲子園ボウルのみ15分×4=60分)。なお、社会人やアメリカのプロフットボールは15分×4=60分です。
⑬時計が止まるのは、パス失敗、サイドラインを出た場合、10ヤード前進して1ダウンを獲得したとき、レフェリーによるストップ、タイムアウト(⑭)の場合等です。したがってランやパスで前進し10ヤードまで達していない場合時計は動き続けます。
アメフトの醍醐味のひとつに意識的に時計を進めたり、止めたりすることができる点があります。
⑭タイムアウトは前半(第1クオーター、第2クオーター)、後半(第3クオーター、第4クオーター)で3回ずつ取れます。
⑮インターセプトとは、相手方がパスしたボールを味方の選手が直接キャッチすることです。これにより攻撃権がチェンジします。アメフトの醍醐味のひとつです。
最後に~アメフトの一番の魅力を教えてください
アメフトの最も大きな魅力は、作戦が非常に多いので頭脳をいっぱい使う点と、時間をうまく支配し短時間で点が取れる点です。
頭脳を使うことについては、学生アメフトでは比較的賢い大学が強いことからもそれがわかります。
関西の学生アメフトで一番の強豪校は関学で、立命や関大も強いです。最近は少し弱くなりましたが京大が強い時期もありました。このようにアメフトは非常に頭を使うスポーツなので頭脳明晰な選手の多いチームが強いのです。
時間をうまく支配することについては、残り時間が1分もあれば簡単に7点(あるいは8点)取ることができます。
サッカーやラグビーで残り1分ならほとんど勝負は終わっていますが、アメフトの場合たとえ6点リードされていてエンドゾーンまでかなり距離があったとしても、時間を止めながら前進していけば7点取って逆転することが普通にできます。
たとえタイムアウトを使い切っていても、スパイクといってQBがボールを地面にたたきつけて時計を止める方法があります。ダウン(攻撃回数)はひとつ減りますが時間が止まるので、試合最終版にはしばしば見られる方法です。
このように時間を支配した試合運びができるので、最後の最後まで手に汗握る試合となるのです。
さあ、みなさまもルールを勉強して、アメフトの奥深さを理解し、残り1分の大逆転劇を見てくださいね。
今回は、アメリカンフットボール(アメフト)の魅力についてお話しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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