アラ還からアラサーに贈る『生きていくヒント』①

アラ還からの贈り物

こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。

アラ還からアラサーに贈る『生きていくヒント』①

本日は、現在60歳代(アラ還)のアスナロが、かつて自分がアラサー(30歳前後)だった頃のことを思い出しながら、今のアラサーのみなさまを対象に、『生きていくヒント』をお贈りしたいと思います。

一世代前の人間からの経験に基づくアドバイスです。
みなさまのご両親から直接話を聞くのでは少しうっとうしいと思いますが、ブログの中のバーチャル人間の独り言なのでフランクな気持ちでお読みいただき、参考にできるところは取り入れてみてはいかがでしょうか?

ネットや新聞などの情報は過度に信じない~参考程度にしてくださいね

アラサーのみなさま。
みなさまは、自分は一人前だと思いますか?
それともまだまだ青二才に毛が生えたぐらいだと思いますか?

アスナロがアラサーだったときは、自分のことを次のように思っていました。
『成人してから10年経ち、結婚もして子供もいる。だから自分は一人前だ。』
当時、自分では一人前だと信じて疑いませんでした。

でも…

アラ還のアスナロから見れば、アラサーのアスナロは、まだまだペイペイに毛が生えたぐらいで、経験もなければ応用力もなく、ただ知識が多少あるだけという、とてもバランスの良くない人間だったと思います。
頭でっかちで、とても一人前とは言えないレベルだったのです。

若いときは、当然経験はあまりないので、他人の経験を本などから仕入れることになります。その情報は正確な場合もありますが、少し偏った(あるいは極端な)場合もあるのです。
経験豊富なアラ還のアスナロから見れば、『これはこの人の言うとおりだけれど、少し極端すぎるなあ。』とわかるのですが、アラサーのアスナロでは経験が乏しく、『その人の言うのが100%正解だ。これしか正解はない。』と思い込んでしまうところも少なからずあったように思います。

今のアラサーのみなさまは、自分が経験していないことでもネットで何でも知ることができます。ネットなどで調べ倒してその知識をものにすると、自分が経験したような感覚になるのですが、実はそれは錯覚に過ぎません。バーチャルの世界なのです。
『百聞は一見にしかず』のことわざどおり、100回ネットで調べたのと、1回経験したのとでは、1回経験したほうが勝ります。ネットで調べたのと実際経験したのとでは微妙に違うこともあり得るのです。

アラ還のアスナロが、アラサーのみなさまにお伝えしたいのは、
『ネットや新聞などの情報は、過度に信じないほうがベターだ。』ということです。
ネットや新聞などの情報を前のめりになってそのまま信じるのではなく、若干斜に構えて『へぇ~、そんな考え方もあるのか~。』と、参考程度にするのがベストだと思います。

ヨメ「ハーイ!わっかりましたー。」
アスナロ「ヨロピクですー。」

頑固な石頭では成長しない~人の意見に耳を傾けて

アラサーのアスナロは、今よりずっと頑固だったと思います。
自分は一人前だと思い込み、自分に自信があり、自分の考えを押し通そうとすることが多かったように思います。まわりの人の意見はあまり聞かずに…。
それは結果的に正解の場合もありますが、いつもそうだとはいえず、周りの人の意見のほうが正解だったこともありました。

アラ還のアスナロなら、心に余裕があるので、自分の意見と多少違う意見であっても頭ごなしに否定せず耳を傾けます。
自分が100点で、まわりの人が0点ということはあり得ません。

人が自分に意見を言うということは、『自分では気づかないヒントがあるのではないか?』と感謝しながら聞きます。
人の話をよく聞き、取り入れることができる部分は積極的に採用することにしています。

例えて言えば、
アラサーのアスナロは、清流に棲む『あゆ』のようでした。
あゆは100%のきれいな水でしか棲むことはできません。考え方がガチガチで、応用力はあまりないのです。

『これはこのようにしたい。こうしなければこうなるから、絶対こうしたい。』
常にこのように考えて、考え方に遊び(余裕)がありませんでした。
そして、それは通常ハードルが高いので、何かを犠牲にするか、あるいは誰かの助けがなければ達成できないことになります。
完璧を目指すには、何かの犠牲か誰かの助けが不可欠なのです。
アスナロは、自立することがアラサーの最低合格レベルと考えていたので、誰かの助けを借りることはあまりなく、その結果理想どおりにいかないこともありました。

それに対しアラ還のアスナロは、少し汚れた川に棲んでいます。
『あゆ』ではなく、清濁併せ呑むことができる『普通の魚』なのです。

『これはこのようにしたいけれど、こうしても構わない。こうしなければこうなるかもしれないけれど、大勢に影響はない。』
いつもこのように考え、60%~70%程度の点が取れれば問題ないと考えています。
こうすれば、自分の力の範囲内で処理できますし、背伸びをする必要もありません。
何かを犠牲にすることもなく、誰かの助けを借りる必要もないのです。

このように、『この考え方しかない』というガチガチな(理想に固執した)発想から、『この考え方もあるが別の考え方もある』という柔軟な発想に変えていくことがとても重要なのです。

ヨメ「頭もからだも柔らかいのが一番!」
アスナロ「そのとおりですー。」

いつも心の中にアロウアンスを持つ~あまり神経質にならないで

人間生きていくには完璧ということはあり得ません。何をするにしてもリスクはありますし、どんなに注意を払ってやってみても失敗するケースはあります。
ポイントは、あまり神経質に考えないことです。
いつも心の中にアロウアンスを持っていて、多少中心から離れても気にしないことが大切です。

特に女性の方は、気持ちに余裕がない方が多いかもしれませんので、ゆっくり深呼吸でもして、心に幅を持つようにしてください。心に余裕ができると、いままで気づかなかったものが見えてきて、より気づかいのできる女性になれますよ。
男性の方も神経質な方は気をつけてくださいね。

ヨメ「気づかいのできるヨメは最高ですよ。」
アスナロ「ハイ!」

細かいことは気にせず、『大枠が合格ならこれでいい。』という度量を持ってください

会社勤めの方なら、アラサーになればぼちぼち役職が付き始めるころです。
いままでの役職なしのときとは違い、ものごとを大所高所から見る訓練が必要になります。
枝葉ばかり見るのではなく、少し引いて木全体を見て、さらに引いて森全体を鳥瞰(ちょうかん)するのです。

枝葉が完璧でも、森全体をみればバランスが悪いということがあります。
細かいことは気にせず、『大枠が合格ならこれでいい。』という度量を持ってください。
すぐにはできないかもしれませんが、何年、十何年と努力していくうちに、徐々に自分のものになってくると思います。

今アラサーのみなさま、
30年後アラ還になったとき、30年前の自分を思い出してみてください。きっとものすごく成長したことに気づくと思いますよ!
肩の力を抜いて、『適当に』頑張ってくださいね。

ヨメ「『テキトー』という言葉は大好きですー!」
アスナロ「ボクもですー。」

まとめ

・ネットや新聞などの情報は、過度に信じないほうがベター。前のめりになってそのまま信じるのではなく、若干斜に構えて『へぇ~、そんな考え方もあるのか~。』と、参考程度にするのがベスト。
・『この考え方しかない』というガチガチな(理想に固執した)発想から『この考え方もあるが別の考え方もある』という柔軟な発想に変えていくことがとても重要。
・ポイントは、あまり神経質に考えないことです。いつも心の中にアロウアンスを持っていて、多少中心から離れても気にしないことが大切。
・アラサーになればぼちぼち役職が付き始める頃です。いままでの役職なしのときとは違い、ものごとを大所高所から見る訓練が必要。
・細かいことは気にせず、『大枠が合格ならこれでいい。』という度量を持ってください。
・肩の力を抜いて、『適当に』頑張ってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あすなろぐ

こんにちは!
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
現在マンション住まいで、ヨメ、ムスメ、ビーグル犬ランの4人で暮らしています。ほかに結婚で独立したムスコが2人います。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。『アラ還からの贈り物』、『マニアックな趣味』をテーマに記事を書いています。いっぱい写真を貼っているので、写真だけでもご覧くださいね。
どうぞよろしくお願いしまーす!

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