こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。
五能線(弘前→東能代)乗車記録(取材メモ)~前半
今回は、2016年1月、鉄道大好き人間アスナロが、初めて五能線に乗車したときの乗車記録(取材メモ)をアップします。五能線の車内で書いたものです。
実際に、五能線に乗っている臨場感を味わっていただければ幸いです。
弘前駅
2016年1月25日(月)
9:14 弘前駅の改札を通り、2番線ホームへ向かいます。
アスナロ「いよいよ五能線に初乗車。ワクワクするなあ~」
ヨメ「わたしも連れて行って!」
アスナロ「ええよ~」
五能線普通列車、弘前→深浦
9:15 普通列車深浦行きがゆっくり入線。列車はキハ40形2両編成で、色はクリーム色を基本に、車両の下半分には青いストライプ。車両の前から見ると、青いストライプは3本あり、かっこいい顔立ち。ドアは、車両の両サイドにあり、車内は4人掛けボックスシートになっている。
9:28 定刻に、弘前発車。積雪30㎝ぐらい。2つ目の川部駅で列車の進行方向が逆になるので、後ろ向き(右側窓)に座る。時折日が差すものの、雪が多い。たまに吹雪く。
9:32 撫牛子。『ないじょうし』と読むのだそうだ。りんごの木が多い、青森らしい。
9:34 平川鉄橋を渡る。雪が深くなってきた。昨日もここを通ったが、さらに積雪量が増えている。車掌のアナウンスあり。「川部駅で8分停車いたします」
9:37 川部着、3番線。ここで列車の進行方向が逆になる。いよいよ五能線だ。乗客は弘前駅から17~18人くらい乗車。1つのボックスシートに1人ずつのイメージ。
9:45 川部発車。次の藤崎駅を出ると、右側はずーっとりんご畑、左側も同じ。猛吹雪で視界が良くない。50m先が見えない。雪深し。
9:54 林崎着、積雪40~50cm、徐行運転。
9:59 板柳着、弘前行き普通列車と行き違い。アスナロ夫婦が乗っている深浦行きが先に発車。相変わらず吹雪、視界悪し、積雪20~30㎝くらい。
10:06 鶴泊着、2分遅れ。吹雪、積雪多し。右も左も真っ白。工事現場に人がいる。大変!ご苦労様です。何も見えない、白い世界。
10:11 陸奥鶴田着、3分遅れ。この雪ではしょうがない。津軽弁のおばちゃん3人組が乗ってきた。言葉の響きが懐かしい感じ。次は五所川原、吉幾三の歌のところ、何にもねーところ。車掌さんが運転席すぐ後ろの右側窓から外の様子を見ている。左側の窓からも見た。雪の状態を確認しているようだ。少しだけ青空が見える。晴れてほしいなあ!
10:19 五所川原着、ほとんどの乗客が下車し、3人乗車。乗客は、1両で7~8人となる。
※五所川原駅:ストーブ列車で有名な津軽鉄道の始発駅
ヨメ「今度、ストーブ列車にも乗ってみたいなあ~」
アスナロ「スルメを焼いて食べたいなあ~」
10:20 五所川原発車、少し青空が出てきた。青空頑張れ!
10:23 岩木川鉄橋通過、青空が消えた。残念!
10:27 木造、太宰治の生まれたところ。看板あり。巨大土偶の駅らしい。1924年(大正13年)に駅ができたそうだ。
10:31 中田、4分遅れ。どの駅でもホームの雪かきをしている。重労働で大変だ!
10:35 陸奥森田、4分遅れ。
10:41 越水、6分遅れ。雪かきの人、ご苦労さま。折角雪かきしてくれているのに、誰も下車しないし、乗る人もいない。もう少ししたら日本海が見えてくる。相変わらず吹雪、積雪多し、徐行運転。
10:46 鳴沢、乗客は1両に7~8人。
10:50 列車は、日本海の海岸線を走っている。でも吹雪でほとんど見えない。
10:52 鯵ヶ沢着。4人下車、2人乗車、乗客は5人となる、6分遅れ。列車行き違いのため、この駅でしばらく停車。
10:59 弘前行き普通列車到着、3両編成、25分遅れとのこと。
11:03 鯵ヶ沢発車、1分遅れ。
11:08 日本海が見えてきた。
11:11 陸奥赤石、定刻。雪深し、吹雪。右手は日本海。でもほとんど見えない。家が数軒ある。除雪できていない。陸の孤島になるかも。車は走れるのだろうか?人の住むところという感じがしない。でも車が走っている。家の外で除雪している人が2~3人。大変、大変!
11:17 陸奥柳田、1分遅れ
11:21 北金ヶ沢着。天気雪、積雪量非常に多い。『リゾートしらかみ1号』と待ち合わせ、11:35発車予定のアナウンス。反対側の線路が積雪で見えない。走れるのか?
11:43 北金ヶ沢発車、8分遅れ、『リゾートしらかみ1号』の到着が遅れたため。
11:49 千畳敷、非常に景色のいいところ。日本海の荒波。豪快!
11:52 大戸瀬(おおどせ)、7分遅れ、右側は海。日本海に沿って走る、雄大。
11:59 風合瀬(かそせ)、7分遅れ。
12:03 轟木(とどろき)、6分遅れ。日本海が目の前の駅。白波が線路にかかりそう。荒々しい。美しい景色。まさに荒れる日本海だ。
12:07 追良瀬(おいらせ)、5分遅れ、あと2駅で終着。駅は海のすぐ前にあり、景色抜群。テトラポットに波が激しく当たっている。カモメだけが気持ち良さそう。列車と一緒に飛んでいる。
12:11 広戸、6分遅れ、前は海。線路の近くまで波。
12:17 深浦終着、6分遅れ。乗車時間2時間49分。駅の前はすぐ海。海まで散歩に行くも、すぐ引き返す。寒い。小雪がパラパラ、積雪10㎝ぐらい。千畳敷駅あたりから積雪、降雪共に減ってきた。
駅前の小さな商店に入り、「何か暖かいものはないですか?」と尋ねるも、「暖かいものはない」とのこと。トホホ…。
駅の待合室に戻り、大きなストーブの前でおにぎり1個食べる。自動販売機で買った暖かいミルクティが身に沁みる。
というわけでございまして、五能線の旅の前半(弘前→深浦)はここまでです。
次回は、五能線の旅の後半(深浦→東能代)をお届けします。お楽しみに~
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