60歳の若さで白内障手術を受けました!~手術中の様子を再現します

アラ還からの贈り物

こんにちは、アスナロです。
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。
つたない文章でまことに恐縮ですが、年甲斐もなくブログをやっています。

60歳の若さで白内障手術を受けました!~手術中の様子を再現します

今回は、2019年4月に経験した白内障手術について、手術日当日の状況、その後の見え方等を中心に、これから白内障手術を検討している方を対象にお話しますね。

2018年12月、いつもの眼科で、
「白内障はそれほど進んでいませんが、若い時なら比較的短時間で手術できるので、手術を考えてもいいかもしれませんね。」と、初めて自分が白内障であることを医師から言われました。

実は、アスナロは強度の近視で裸眼なら0.05程度しかなく、自分の足元が見えないので温泉大浴場もメガネがなければ怖くて入れないほどでした。だから手術の決断はとても早かったのです。

手術日当日(金)~日帰り手術

2019年4月5日(金)、まず左目の手術を受けました。

13時半頃
いつもの眼科で事前の処置が始まり、麻酔の目薬を何度か差します。
目薬はまったく沁みません。

14時頃
パジャマみたいな服に着替え、控室のベッドに横になります。
その後、時間を空けて三度ほど麻酔の目薬を差します。

14時50分
看護師さんに呼ばれ、ひとりで歩いて手術室に入り手術台に横になります。
初めてだからとても緊張します。

14時51分
県立〇〇医大眼科医チーム(医師2名+看護師1名)による手術が始まります。

まず、目を閉じたまま左目を入念に消毒します。
次に左目を開けて眼球に透明のシールを貼り、目を開けたままにする器具を取りつけます。
そして無影灯(手術用ライト)が点灯し、そのライトの方を見るように指示されます。
非常にまぶしくて光しか見えません。

14時54分
いよいよ手術開始です。ああ緊張します。

執刀医が何かしているようですが、強い逆光線のためほとんど何も見えません。触られている感覚はあるものの、まったく痛みは感じません。
事前に説明を受けたとおり、目の上側の黒目と白目の境目を3ミリほど切開し、濁った水晶体を超音波で破壊、破壊した破片を吸引機で取り出す作業をしているようです。

「固いのが取れました」と執刀医。水晶体を摘出したのです。
「安心してください。順調です。」
ここまでたった4分程度。

局所麻酔なので、執刀医や助手の話はすべて聞こえます。
「新しいレンズを入れます。」

約1分後、
「はい、終わりました。」

準備に少し時間がかかったものの、実際の手術時間は5分ぐらいでした。
目薬だけの麻酔でしたが、まったく痛くなく、無事に終了です。

15時00分
控室のベッドにひとりで歩いて戻ります。

15時20分
看護師さんが来て、気分が悪くないか確認してくれます。
「大丈夫です。」と答えると、
「では着替えてください。」と看護師さん。

簡単な説明の後、
15時30分
会計を済ませ、徒歩で眼科医を後にしたのです。

13時30分に処置が始まったので、約2時間で片目の手術が済んだことになります。

手術の翌日(土)

翌日は朝から通院です。
検査の結果、順調であることを確認します。

手術した左目は、明るくシャープに見えます。
まだ手術していない右目の、どんより暗く黄色がかった見え方とはまったく違います。
視力を計ると、割と小さいところまではっきり見えます。まだ視力は安定していませんが、1か月も経つと1.0前後は見えるようになるとのことです。

家に帰り、夜、目薬を差すために左目の眼帯を外すと、部屋がとても明るく感じます。
いままでは部屋の蛍光灯を交換してもなんとなく暗く、蛍光灯が悪いのかと思っていましたが、実は白内障のため自分の目に入ってくる光の量が少なくなり、暗く感じていたのでした。

そして1週間後の金曜日、右目も無事手術終了です。

手術の約1か月後

白内障の手術を受けてから、1か月近く経ちました。
視力は左目0.9~1.0、右目1.0。両目で1.2まで見えます。
乱視の影響があるのか左目が少し2重に見えて違和感があるものの、右目はとてもクリアに見え、車の運転は生まれて初めてメガネ不要になりました。

夜の運転もとても明るくはっきり見えるので、全然怖くなくなりました。
最近温泉に行ったのですが、いままではほとんど見えないため怖くて入れなかった大浴場にもメガネなしで入り、はっきり見えたのには感激しました。

いまだに朝起きた時とか風呂上りなどに、メガネを探す癖が治っていないのに苦笑しています。今やメガネなしで生活できるのです。

強度近視の方は、50歳前後で白内障手術を検討してください

「強度近視の人は、50歳ぐらいで白内障の手術をすることをお勧めします。」と眼科医は言います。

老眼のため手元用のメガネは必要ですが、普段の生活ではメガネは特に必要ありません。サングラスも自由にかけることができます。
メガネやコンタクトが要らない生活は本当に素晴らしいですよ!

比較的若い方は、視力1.0に調整するのがベターです

白内障手術では手元に焦点を合わす(視力0.3とか)こともできます。

手元に焦点を合わせれば、本などを読む時にメガネが不要になりますが、遠くを見るときは近視のメガネが必要になり、メガネ生活からは解放されません。

60歳前後の人はまだまだ活動的で車の運転もすると思いますので、遠くに焦点を合わせて日常生活でメガネなし、手元を見るときのみ手元用メガネを使うのがベターだと思います。

まとめ

・強度近視の人は、50歳ぐらいで白内障の手術を検討してください。
・白内障がそれほど進んでいなくても、若い時なら比較的短時間で手術できるのでお勧めです。
・手術は日帰り。準備に少し時間がかかりますが、実際の手術時間は片目5分ぐらいです。
・目薬の麻酔だけですが、まったく痛みは感じません。
・比較的若い方は、視力1.0に調整するのがベターです。メガネ生活から解放されます。

最後に

アスナロは、60歳で白内障手術を受け、目玉が新品になりました。
年齢も還暦で生まれ変わり、目玉も新品に生まれ変わりました。

ヨメ「若い頃からの眼鏡(コンタクト)生活からやっと解放されたね!」
アスナロ「メガネなし生活は、自分にとっては革命です!」

一番ありがたく思うのは車を運転するときです。メガネと違って180度よく見えるので安心です。
比較的若いうちに白内障手術をして本当に良かったと思います。
どうぞ参考にしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あすなろぐ

こんにちは!
わたしは会社を定年退職した60代男性で、現在第二の人生を楽しんでいます。
現在マンション住まいで、ヨメ、ムスメ、ビーグル犬ランの4人で暮らしています。ほかに結婚で独立したムスコが2人います。
わたしぐらいの年齢になると人生経験も少しは豊富になり、みなさまの参考になる情報を提供できるかもしれません。『アラ還からの贈り物』、『マニアックな趣味』をテーマに記事を書いています。いっぱい写真を貼っているので、写真だけでもご覧くださいね。
どうぞよろしくお願いしまーす!

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